マキタの電動工具を使っているが、充電池(リチウムイオンバッテリー14.4V 6Ah)を無線機などの電源にできると便利なので改造してみた。
充電池そのものは電動工具と兼用するので改造するわけにはいかない。そこで充電池にアダプタをつなぐことにした。探したところ使えそうなものがマキタのオプション品にあったので、それを改造した。
これが完成形。1.25sqのコードにヒューズボックス経由でコネクタを取り付けた。
使ったのは、マキタ充電式暖房ベスト14.4V/18.0V用バッテリホルダー PE00000022。購入価格2,836円。
改造前のバッテリーホルダー内部。基板を見ると、制御回路→DCプラグで暖房ベストに給電するようになっている。基板上部はUSB給電回路で、2.1Aまで出力可能とケースに刻印がある。
USB給電は生かしたかったので基板は取り除かず、DCプラグのコードだけはずし、充電池に直につながっている端子(基板の切り欠き部の赤黒コードがつながっている部分)から電源を取り出した。
Elecraft KX3とFT-817NDで試したところ調子よく使える。USB給電しつつ無線機を使っても受信ノイズは増加しなかった(USBから200mA出力、HF、50、144、430、AMラジオ、FMラジオ、エアバンドで確認)。
重さは、改造後のアダプタ 134g、充電池(カバー付き) 539g。