LabVIEWが5800円で永続使用できる【導入編】

LabVIEWは雑誌のおまけで試したことがある。利用可能な期間は1か月程度ですぐに使えなくなってしまったが、便利さは印象的だった。ただLabVIEWを使うには、いちばん安いプランでも数万円/年かかるので、個人で使うには高過ぎるというイメージを持っていた。

ところが知らないうちに状況が変わっていた。2015年から個人向けに低価格のものが出ていたのである。このことを遅まきながら2017年末に知り、すぐに秋月電子で5800円で買ってきた。

 

正式名称は「LabVIEW Home Bundle」で、2014年版を個人が非商用で使うことに限り安く提供しているもの(教育目的にも使えない)。渡されるのはライセンス証書1枚だけ(モザイクをかけた部分にシリアル番号が印刷してある)。

 

NIのサイトで登録するとすぐに使い始められる。入門編のサンプルを入力して動作させたのが下記。PCのマイク入力をオシロとスペアナ表示するというもの。いろいろな工作で、シミュレーション→試作して測定→本番運用の流れでバラバラに測定系を作るのをLabVIEWに統合できるのは魅力的で、勉強して実際にやってみたいと思う。