MMANAでは、大地導電率を5.0mS/mに設定したまま使っていた。大地導電率はアンテナ特性にどれぐらいの影響を与えるのだろうか? MMANAで21MHz用V字DPを設計し、大地導電率だけを変えた結果を比べてみることにした。
結論としては、(a)導電率が高いほどGa(利得)が増える、(b)天頂への放射が減る、(c)共振周波数、SWR、帯域への影響はほとんどみられない。 給電点までの地上高が1/2波長程度あれば、大地導電率は気にしないでアンテナ設計してよさそうだ。
導電率0.5mS/m=2000Ω/m
わりと乾燥してる地面
導電率5.0mS/m=200Ω/m
普通の地面
導電率50.0mS/m=20Ω/m
導電率500.0mS/m=2Ω/m
水田あたりの値か?