アンテナ線・電線用の低抵抗測定

自作した低抵抗測定器で、手持ちの線材を測ってみる。測ったのは、これら。

  • ダイソー アルミ線 約1mm
  • ダイソー アルミ線 約1.5mm
  • ダイソー 鉄線 約0.55mm
  • DAIDOHANT アルミ線 2.0mm
  • DAIDOHANT 銅線 約0.9mm
  • ブランド不明 VVF 1.6mm 1999年製と刻印あり
  • 愛三 CAT5

 

ダイソーは商品パッケージに「」付きで太さを表示していて、正直というか最初から弱気(笑) DAIDOHANTはカインズホームで買ったもの。

1mちょっとの長さをほどいて低抵抗測定器に取り付けて計測。切る必要はないので、測った後に巻き戻せばムダにならない。

こちらが測定結果一覧。

 

導電率は高純度品の値(出典 Wikipedia)、線径はノギス(誤差0.05mm)で計測、電圧/電流は誤差0.5%・有効3.5桁。

結論から言うと、今回測ったダイソー、DAIDOHANTの線材の抵抗値は理論値と大差なく、つまりは一定の品質の銅/アルミ/鉄を使っていると言えそう。ロット違いでのバラ付きが大きいかもしれないので、買ってきた都度測って使えばよいだろう。

問題は、ブランド不明VVF1.6mmの線径が1.45mmだったことだ。ノギスの精度からして、±0.05mmまでは誤差だが、それを大きく外れているので、間違いなく細い。なぜ細いのかの原因究明をしないといけない。このVVFでコイルを巻くと、計算値に比べて計測インダクタンスが小さく出るような気がしていたが、線径の問題だったのだろうか?