先日、1~12本可変の電池ボックスを製作したが、電池が接触する部分の接触抵抗が期待したほどには下がらなかった。電池ボックスの電極と電池の+/-極の接触圧を上げられないのが主な原因だろう。
より大きな電流を電池から取り出すために、ネジで締めて電極を電池に押し付けるような電池ボックスが欲しい。自作しようと、ググって部材調べなどをしたところ、ニーズにぴったりの電池ボックスの製造販売サイトを発見。よさそうなので3つ注文してみた。
工房モコで購入した「連チャン電池ボックス」(標準ユニット単価800円)。金メッキ付き接点のオプションも付けている(50円)。左上のように単三を4本セットして、ネジを締める。緩めに締めた程度でも、単三電池を抜き取ることができないほど強く接触する。
タカチケースに入れて完成した電池ボックス。電池は、8本、10本、12本のいずれかの本数で使えるように、みの虫クリップで接点をバイパスできるようにした。
2Aでは接触抵抗をまったく気にする必要がなくなった。3Aは電池には過酷だが、この場合も接触抵抗は問題なくなった。Elecraft KX3やFT-817NDの持ち歩き時に活用する予定だ。