家を空けている間に停電したかどうか、LEDの点灯ですぐにわかる表示器を製作した。
一昔前だと、ビデオの時計が0:00で点滅して、停電したとすぐに分かった。しかし最近の機器は、停電しても時刻や設定が失われないものが多く、停電したかどうかの検知器としては使えない。
その一方で、電力会社や自治体がメールで停電情報を教えてくれるようになった。
当局が登録しているのは中部電力のもの(上)と、軽井沢町のもの(下)である。
ただし、これらメールは、我が家が停電したかどうかまで教えてくれるわけではない。あくまで地域を知らせてくれるだけなのである。外出先でメールを受けたら、我が家が停電したかどうかを、家に帰ってから確認したくなろうというものである。
そこで、停電したかどうかだけわかる簡単なものを考えた。通電中はリレーが保持され、停電するとリレーが解除される。以降は、復電(停電が解消して電気が戻ること)するとLEDが光り続ける。何回も停電するような状況でも、復電すればLEDが光る。
その後、復電している状態でリセットボタンを押すとLEDが消えて、停電を待機する状態になる。
ユニバーサル基板に回路を組んだ。電源は、PDC時代の携帯充電器を使った。
こんな感じにケースに入れて使うことにした。