装置製作編のやり方でフェライトコアの阻止量を測ってみた。
対象のフェライトコアは、一般向けにエレコムが売っているもの2種類。フェライトコア小は1回巻と3回巻、フェライトコア大は3回巻の3通りで測定した。
フェライトコア小・1回巻。青が入力、赤がフェライトコア通過後の値。Picoscopeの2chの測定結果を、このやり方で重ね合わせて表示している(以下同様)。10dB程度の減衰。
フェライトコア小・3回巻。20dB強の減衰
フェライトコア大・3回巻。20~25dBの減衰
意外と全帯域でまんべんなく減衰することがわかった。小・1回巻でも10dB程度の減衰量を得られるというのは安上がりでよい。一方、数MHz以下では効きが悪くなることもわかった。