我が家のV字ダイポールアンテナは、2本の大木を使って張っている。傾斜地なのに基準となる水平線を引かずにアンテナを張ったので、アンテナが微妙に傾いたのが前回の反省点である。次のアンテナはきっちり水平に張りたいものだ。
精度は、10mの距離を誤差1cm程度で水平を出せれば十分。ペットボトル水盛りほどの精度はいらないということである。そこで、いずれも手持ちの100円ショップの水準器と2000円レーザーポインタを使ってレーザ水準器を作った。作ったといっても、2つを両面テープで三脚に貼り付けただけ。
室内(水平面と確認できている場所)の数m離れた2点、A→Bで水平を出したらB→Aで水平を取り直せば照準のズレを調べられる。ズレに合わせて、水準器かレーザポインタかの前後の両面テープを張り増して(傾きを変えて)、またA→B、B→Aの計測を繰り返してゼロインすれば調整完了。実地でも2点間を往復して水平を取れば間違いない。
上から見たところ。
ゼロ円にしては精度が高い。ただし、このレーザ水準器は、点しか出ないのでどこにあたっているかわかりずらい。レーザが弱いので、10mも離れると真昼間はまったく見えないから、夕方から夜用である。